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生活習慣病

生活習慣病について

生活習慣病への不安を持っている人が急増しています。毎日のよくない行動の積み重ねによって起きる病気です。
現在、日本人の3分の2近くが生活習慣病で亡くなっています(厚生労働省調べ)。現代社会では年齢に関わらず、ストレスや食生活で人間が本来備えている免疫能力が衰えてきています。
病気の発症や進行には生活習慣が深く関わっていて、逆にいえば、生活習慣の改善がその病気の発症や進行を予防することになります。

定期的な健診で早期発見を!!

高血圧

なりやすい方

高血圧

  • 両親の両方または、一方が高血圧の方
  • 肥満、糖尿病、動脈硬化が進んでいると言われている方
  • 睡眠時無呼吸症候群の方
  • 運動不足の方
  • 睡眠不足の方
  • 慢性的なストレスがある方
  • 不規則な生活の方
  • 喫煙の習慣がある方

対策法

高血圧だとわかった場合、その程度や高血圧以外の疾患の有無(その他リスクの程度)で対処方法が異なります。
非常に軽度の高血圧でその他のリスクが高くなければ、まずは生活習慣を見直し、食事療法と運動療法から始めます。

  • 塩分を制限
  • 肥満を防ぎ適正体重を維持
  • アルコールを控える
  • 禁煙
  • 適度な運動習慣

非常に軽度であるとはいえない高血圧の場合やその他リスクの高い場合は降圧剤を服用し、同時に上記生活習慣の改善を行っていく必要があります。

血圧の正常値

家庭血圧において上の血圧(収縮期血圧)が125㎜Hg未満、下の血圧(拡張期血圧)が80㎜Hg未満を正常血圧と言います。
上の血圧が135㎜Hg以上または、下の血圧が85㎜Hg以上ならば、 高血圧症と診断します。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム

肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因で様々な病気をひき起こしやすくなった状態をメタボリックシンドロームと言います。

 診断基準 

  • 必須項目:内蔵脂肪面積≧100m2(ウエスト周囲径;男性≧85㎝、女性≧90㎝)
  • 選択項目:以下のうち2項目以上があてはまる場合
    ①中性脂肪≧150㎎/dL かつ/または HDLコレステロール<40㎎/dL
    ②収縮期(最高)血圧≧130㎜Hg かつ/または 拡張期(最低)血圧≧85㎜Hg
    ③空腹時血糖≧110㎎/dL
  • 注意事項
    ①内蔵脂肪面積はCTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが望ましい
    ②高中性脂肪血症・低HDLコレステロール血症・高血圧症・糖尿病に対する薬物治療を行っている場合には、それぞれの項目に含める

 問題となりやすい生活習慣 

  • 早食い、大食い
  • 間食をよくする
  • 甘いものが好き
  • 濃い味付けが好き
  • 野菜をあまり食べない
  • 運動の習慣がない
  • お酒を飲む機会が多い
  • 喫煙

なりやすい方

  • 糖尿病の方
  • 高脂血症の方
  • 高血圧症の方
  • 肥満、特にBMI(=体重Kg÷身長m÷身長m)が25を超えている方
  • 運動不足の方

対策法

メタボリックシンドロームを引き起こさないためには内臓脂肪型肥満を改善する必要があり、食事習慣と運動習慣の見直しが大切になります。

食事習慣の対策では、過食に注意し、摂取エネルギー量を抑えることも大事ですが、糖質・脂質を過剰に摂取しないようにすることも大切です。近年糖尿病の方が増加していますが、食生活の欧米化により、糖質・脂質の過剰な摂取が原因の一つとして考えられ、大変問題となっています。そのため、摂取エネルギーだけでなく、栄養バランスも考慮した食事を心がける必要があります。

運動習慣の対策では、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を1日30分程度行うことが効果的です。内臓脂肪は蓄積されやすいのですが、燃焼もされやすい特徴があります。また、30分間連続で運動できない場合、細切れ運動を積極的に行えるように努めましょう。
細切れ運動でも生活習慣の改善に有効であることが明らかとなってきました。

当院では内臓脂肪量測定支援ソフトを導入しており、CTスキャン画像を元に内臓脂肪・皮下脂肪を抽出し、カラー表示すると同時にその面積を自動算出しています。
正確に内臓脂肪量・比率を確認することが出来ます。メタボリックシンドロームが疑われる方は現状確認を、肥満に対する対策を始めた方にはその後の改善度を確認することが出来ます。